栄光の軍艦島
Vol.2-2.3 386 栄光の軍艦島
2021.2.3
軍艦島とは・・・
端島(通称・軍艦島)は、長崎県長崎市にある島である。明治時代から昭和時代にかけて海底炭鉱によって栄え、1960年代には東京以上の人口密度を有していた。しかし、昭和49年(1974)の閉山にともなって島民が島を離れてからは、無人島である。日本初の鉄筋コンクリート造の高層集合住宅がある。・・・という島である。
当時、軍艦島には朝鮮で募集された労働者も数多くいたが、その “ 栄光の軍艦島 ” 反日プロパガンダに利用されている。軍艦島に抱く感情は韓国と日本では真逆である。
慰安婦問題しかり、間違いなく日本の主張が正しい。ジイが日本人であるからではなく、事実を検証すれば明らかなことである。ただ、いつものことだが、何故か、日本人がフェイクに与する輩がいるのには困ったことだ。
公共放送であるNHKまでもが捏造・軍艦島ドキュメンタリーを流し、元島民から間違いの是正を求められたが、訂正すら応じなかった。日本人の精神荒廃こそが今の日本の問題かもしれない。
<両国が軍艦島抱く感情の違い>
韓国:強制連行、就職詐欺、酷使による「地獄」
日本:最新施設、高額の給与、二つの民族が共存した「普通の職場」
韓国では、韓国の心情を代弁するような映画が平成29年(2017)公開された。
映画「軍艦島」は、事実にとは全く関係のない「強制労働」させられていた400人余りの朝鮮人が決死の脱出を試みる抗日映画である。
この映画を見て、当時を知る端島の旧島民やその子孫らは、映画と事実が違う点をいくつか挙げて、反論声明を駐日韓国大使と在日本大韓民国民団などに送った。
<指摘項目である>
◆映画では、憲兵による朝鮮人への激しい暴行を描いているが、警察官が2人ほど駐在していただけである。
◆朝鮮人労働者には家族連れもいて、その子供らは日本人と同じ学校で一緒に学んでおり、映画のように奴隷のごとく「働かされていた」ということはない。
◆映画では、朝鮮人労働者が地下1,000メートルの坑道での労働を強制させられたことになっているが、実際の坑道は地下710メートルを超えていたに留まっており、送風機が備えつけられ、水飲み場もあった。よって、坑道内は意外に過ごしやすく、少なくとも灼熱の環境などではなかった。
◆多くの朝鮮人労働者が殺されたこともなく、米軍による空襲も1945年(昭和20年)7月31日の1度だけであり、その時に発電所などの施設が空爆された。
さらに、軍艦島で少年時代を過ごしたある朝鮮人の本に書かれた証言がある。
『熟練労働者だった父の月給は戦時中物価が上昇した時は180円にも達した。教師や役所の職員よりも多い報酬だった。しかもお金を使おうとしても使う所がない孤立した島だったので、一定の金額を貯金することができた。
鉱夫の子供たちは学校に通うことができた。日本はその頃、普通学校を国民学校と、高等普通学校を中学校と名を変えて呼んでいた。故郷で普通学校1学年を終えたグ・ヨンチョルは国民学校2学年に編入した。40人を超える同級生の中で朝鮮人は3人だけだったが他の2人は女学生だった。
学校生活は悪くなかった。朝鮮で日本語を習ってきていたのに加え、頭の良かったグ・ヨンチョルは日本の子供たちを差し置いて最高の成績を維持することができた。性格もおだやかで、おもしろい冗談もよく言うし、運動もできたので、日本の子供たちにもよく溶け込んでいた。
(中略)
戦時体制となり全ての食糧について配給制が敷かれていた。朝鮮では聞いたこともなかったようなパイナップルやマンゴのような熱帯の果物が次々と入ってきた。毎日補給船にぎっしり載せられてくる新鮮な果物だけをみても日本が必ずや世界を支配するように思われた』・・・『神仏山』(2011) グ・ヨンチョル
子供は正直である。少年の証言は決定的だった。
当時の新聞記事からも、朝鮮人労働者たちが半島(朝鮮)と内地(日本)を自由に行き来していたことがわかる。
<1926年釜山日報>
「内地(日本)に憧がるゝ鮮人労働者がうかうかと渡航するを桟橋で喰止めるだけでもひと仕事」
<1934年3月7日の釜山日報には>
朝鮮民族にとって大きな祝い事である旧正月に合わせ内地(日本)で仕事をしていた労働者たちが故郷で旧正月を過ごすために帰郷し、再び内地(日本)の職場に復帰しようと一斉に釜山に向かったために釜山が大混乱に陥った。
<1934年08月朝鮮中央日報>
半島において日本の代表的炭鉱地域として知られている福岡県筑豊炭鉱を目標にした密航者が続出し、当局が頭を痛めている。
新聞記事は、韓国人自身を混乱させ、多くの疑問を提供した。
韓国で刻み込まれた「強制連行」そして「奴隷労働」というイメージの崩壊である。
<記事だけを見た多くの疑問>
(1)「強制連行」が行われていた内地(日本)に、何故朝鮮人たちは「密航」してまで行くのか?
(2)何故、地獄のような労働環境だった炭鉱に密航までして行ったのか?
(3)監禁され、奴隷のように労働を強要されていた労働者たちが、不景気だからといって帰郷することができたのか?
(4)旧正月を過ごすために帰郷したのであれば、その時に逃げることもできただろうに、何故再び日本へ戻ろうとしたのか?
監禁、奴隷、労働の強要、地獄の環境に密航までして行くはずがない。
韓国のフェイク主体の日本タタキは、徐々に世界に知れ渡りつつある。いい加減気が付いた方いいと思うが、その内どこの国からも信用されず、最後は中国にすりより属国の運命をたどるのではないか。
そう遠くはない将来だと推測する。