極悪・無法国家・ロシア

世界,日本,雑記

Vol.2-5.30-502     極悪・無法国家・ロシア
2021.5.30

26日北海道稚内市沖で起きた事故だ。

「毛ガニ漁船がロシア船と衝突、転覆して3人死亡…北海道・紋別沖」

このニュースの見出しはおかしくないか、日本の毛ガニ漁船はカニ漁の最中、海にロープを張り動くことができない状況だったのだ。ニュースによっては霧が出ていたというが、海保によれば衝突現場は、紋別港から約23キロ北東。付近の海域は事故発生当時、晴れていたという。

紋別漁業協同組合・飯田弘明代表理事によれば通常の航路であれば漁場は通らないとも言った。

「第8北幸丸」は9.7トン、ロシアの貨物船「AMUR(アムール)」は662トン、70倍の大きさだ。真横から当たったらひとたまりもない。日本漁船は操業中でロープを張り動けないのである。天候は晴れ、見えないわけがない。明らかに沈めるつもりで故意に当たったとしか考えられない。

9.7トン子供のような船に当たったとしてもほとんどロシア船はかすりキズだ。しかも積んでいたのは紋別港にカニ?を運ぶ途中だというから意味深である。

ニュースのキャッチは、控えめに見ても『ロシア船アムール・真横から疑惑の衝突』だろう。

日本に運べばカニは高値で売れる。日本のカニ漁は年々減少、ロシアの影を見ないわけにはいかない。

早速ロシアは予防線を張った。
『ロシア連邦捜査委員会は「日本の漁船は汽笛などの信号を出していなかった」と声明を出し、ロシアの法律に基づいて調べを進める』とは笑止千万。

バカもほどほどにしろといいたい。留まって操業中だ、汽笛?、おとぼけもいいかげんにしろだ。日本の海域での事故は日本が調べるのが当たり前ではないか。

強く出れば、引き下がる。日本との交渉は北方4島と、過去の度重なる北海道海域での漁船拿捕で学習済みだ。強硬にロシア流を押して来るのはわかっている。

驚くのはまだ早い。
2日後の28日、今度は稚内市で操業中だった稚内機船漁業協同組合の底引き網漁船がロシア当局に拿捕されたのだ。

関係者によると、その際、停止命令に従わなかったなどとして、ロシア側から実弾2発の発砲を受け、ロシア警備当局の臨検を受け連行されたというのだ。

ロシア警備当局は、違法操業していたため連行したというが、所属する漁協の組合長は「栄寶丸は日本の排他的経済水域で操業していたのに連行するとは遺憾だ」と述べ、拿捕は不当だと訴えている。
間違いなく日本の主張が正しいだろう。

そう言えるのは26日の漁船衝突との関係だ。
一見、別々の事件のように思うが、すべて仕組まれた事故だ。

衝突したのはカニ漁妨害が目的。今後日本が危険を感じて操業自粛を狙ったもの。後の拿捕は、ロシア側にとって衝突事故の正当性を証明することは極めて難しい。そこで、今回無理やり相手を不法操業と決めつけ、拿捕、乗組員14人を人質にとったのだ。

解放を条件に衝突事故を有利に運ぼうという魂胆だ。

実弾か、催涙弾か不明であるが、そこまでするか?と思うが、「逃げようとした」という状況をでっち上げるためである。

反体制派とみれば、毒殺する。ベラルーシの国家によるハイジャックに、非難が集中する中、「何を大げさに騒ぐんだ」とルカシェンコ政権を擁護。自国有利になることは例え殺人でもためらいなくやる。極悪国家マフィアそのものである。

海上保安庁は『「アムール」が操業中の北幸丸に直前まで気づかず衝突したとみて、業務上過失致死の疑いを視野に船長などから話を聞いている。』としているが何をそんなに気を遣う。だから舐められる。

業務上過失ではない、計画的犯行である。直前まで気づかず?なんてありえない話だ。「天気晴朗にて見晴らし好」で大型船である。「やっちまえー」の一言でやったのだ。

これがロシアの正体である。

北方領土は永遠に帰らず、既にその周辺領域を我がもの顔で自国の海にしている。そこまでやられてなお気を使う。どこまでバカかお人好しも極致に達した感がある。

遡ればロシアとの関係は何もいいことなどなかった。
日露戦争で小国・日本が大国ロシアに勝利した。そのことが世界を驚かせた。ロシアにとっては忘れることのできない屈辱である。未だ、その恨み晴らせずと思っているのかもしれない。

大東亜戦争末期、日露平和条約を破棄して突如、樺太、北方4島に上陸、婦女への暴行に始まり、殺戮の限りをつくしたロシアの悪行は、映画「氷雪の門」で語られた。この映画は多くの人に見てほしい。

この時の極悪非道は今も変わらないロシアの本質である。

第二次世界大戦が終わって中国から引き揚げる時、ソ連によって主にシベリアなどへ労働力として60万人近くが移送隔離され、長期にわたって奴隷的強制労働させられた。その一割の6万人近くが。厳寒環境下で満足な食事や休養も与えられず、苛烈な労働で死亡した。

戦争が終わって降伏してからである。こんなことが許されるのか。東京裁判は日本だけが断罪された。なんという不条理か。

全く関係ない話で恐縮だが、フィギュアスケート女子の金メダリスト、ロシアのアリーナ・ザギトワ選手に日本の秋田犬が贈られたほほ笑ましいできごとがあった。
ジイなどはどうしても素直に喜べない。背後にプーチンの顔が亡霊のようにつきまとう。

ジイの日本愛はあの世に持って行こう。世界中のあらゆるところに行って日本の正義を助けたい。太陽よりも熱く、光よりも早く、どんな兵器よりも強い力でだ。

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