リユース&リサイクル

日本,雑記

Vol.3-4.19-826    リユース&リサイクル

2022.04.19

リユースとリサイクル、実はもう一つリデュ―スがある。

①リサイクル(再資源化)・・・使用済みを回収、エネルギーや原材料に利用。

②リユース(再使用)・・・使用済みの製品を回収しもう一度使う。

③リデュ―ス(廃棄物の発生抑制)・・・なるべくゴミを出さないようにする。

“ リ ” と聞くと、 “ リスケジュール ” つい思い出してしまう。今では、「予定の変更」や「スケジュールの組み直し」などビジネスに定着した感があるが、いわゆるバブル崩壊を目の当たりにした世代は、「リスケ」は今もって悪夢である。倒産や返済猶予、困った会社の「リスケ」は長い間、金融機関の足かせとなり金融再編成につながった悪夢のリスケである。

話は戻る。横浜に「アシスト」というリユース専門の会社がある。

LINEなどを使って買い取り価格を提示し、従来とは違う方法で家電への買い替えを検討する消費者にアプローチしている。

昨年12月大手ノジマと業務提携し、買い取りサービス「下取りチェッカー」を利用してノジマでテレビなどの大型家電を買い替えると、これまで使用してきた家電はアシストが型式や状態から判定した価格でリユース品として買い取る。通常かかるリサイクル料金が不要になる。

現状はテレビ、冷蔵庫、ドラム式洗濯機の3種類だが、近々にブルーレイレコーダー、ゲーム機、パソコン、電子レンジと家電全般に広げて行くそうだ。

同社は「価値あるものでもリユースしないと廃棄される。一方でリユース品を利用する若者はふえており、リユースのポテンシャルは大きい」と予想している。

従来の倉庫内でのイメージを払しょく、古物市場のIT化を目指し、プラットホームとなる「クシリキマーケット」を開設、隠れ需要を掘り起こそうとしている。そうして「廃棄しない循環社会」の貢献に燃えているのだ。

もう一方、広島のリサイクル・産廃処理会社「ツネイシカムテックス」が一般ごみの焼却灰から金・銀などの有価希少金属を取り出し、売却して利益を得ているという。

驚くことなかれ、その売却益、毎月250万円~300万円にもなる?っていうではないか。「私も産廃もやりた~い」とつい思ってしまう。

さらにだ、残った灰は焼成して無害化し、人工砂にして土木資材として売り出すなど、最先端の技術を誇っているのだ。

SNS上では「魔法のような技術だ」、などとの反応があるようだが、凄いことだ。。

リユース、リサイクル、環境技術で世界に貢献しようとみな頑張っている。

そういう意味では、安全な原発もCO2を一切出さない巨大な環境技術である。ロシアからの天然ガスや石油の輸入に頼らない最大の方法でもある。

ANNの世論調査で、くらしに影響が出ても「天然ガスなどロシアからの資源の輸入を減らす必要がある」と考える人の割合がおよそ6割に上った。

嬉しいじゃないか。ウクライナも頑張ってる。日本も頑張ろうじゃないか。という心意気が嬉しい。資源の無い日本、いろんなところで皆頑張っている。ジイも頑張ろう!そんな気分になった。

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Posted by 秀木石