韓国の戦時暴力

世界,日本,雑記

Vol.1-10.25-285   韓国の戦時暴力
2020.10.25

『昨年来、ベトナム戦争における韓国軍によるベトナム人女性に対する性暴力に関して、英国の民間団体を中心に韓国政府の加害者責任を追及する動きが急ピッチで進んでいる』

『1964年から73年までベトナム戦争に出兵した約32万人の韓国軍兵士たちが、12歳の少女を含む数千人のベトナム人女性を強姦し、5,000人から30,000人の混血児が生まれた(ライダイハン)――韓国が、文在寅大統領が、今もひた隠す戦争犯罪に対して国際社会が遂に怒りの声を上げ始めた』

上記ネット記事を目にしたのは昨年だった。

韓国の戦時暴力が追及される中、今回はベトナム戦争により派遣された韓国軍により家族を虐殺され、自身も負傷したベトナム女性が韓国政府損害賠償を求める裁判を起こしたのだ。

韓国は日本に対し、慰安婦問題、徴用工問題など、嘘八百ででっち上げた戦時の問題に対し執拗に補償を求めてきた。1965年にすでに国家間で解決済みの問題に対しても個別に企業への訴えを起し、反応の仕様がない企業に対し一方的に審理をすすめ、被告不在のまま判決。今まさに日本企業の資産を現金化しようとするヤクザまがいの独り舞台を演じている。

当然、日本は国際的に解決済みの問題でもあり、まともに向き合うこと自体が国家としてあるべき姿ではない。日本としては韓国の荒唐無稽且つ不適切な対応を是正するよう強く求めるに止めている状態である。

その韓国が今回は、ベトナム女性より直接、戦時暴力に対して訴訟を起されたのである。日本に致し、厳しい対応をしてきた手前、真摯に向き合うのが韓国に求められる対応であろう。

韓国軍による民間人虐殺や婦女暴行は目撃者や被害者らによって明らかにされている事実である。昨年、イギリスの団体が声を上げたように、ライダイハン問題も含め、韓国がひた隠しにしてきた戦時暴力問題が、50年近くの時を経てまるでブーメランのように自国に戻ってきた。

イギリスが声を上げたことにより世界の目は裁判の行方に注がれるだろう。世界が注視する中、いい加減な裁判でお茶を濁すわけにはいかない。徹底的に事実を検証し、世界が納得できる厳正なる裁判をしなくてはならない。

韓国が長い間頬かむりしてきた戦時暴力の闇。はたしてどこまで事実が解明されるのか、国家としての姿勢も問われることになろう。

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