世論調査

雑記

Vol.2-26-43  世論調査
2020.02.26

この世論調査なるもの摩訶不思議なものである。

内閣支持率が1月(45.2%)と比べて8.4ポイント減の36.2%に下がったと急落を報じた。
新型コロナウイルスの対応の良し悪しが結果としてでているのであろうが、この世論調査、実に不安定なものである。
内閣支持率が下がったというこの時期、総選挙を行えば、自民党惨敗かと言えば、必ずしもそうならないのが不思議である。

ジイの推測だから、これこそ不安定極まりないが、思想の浮遊層が50%~60%いるということだと思う。、

まあ、コアな支持者25%とすれば5割から6割が浮遊しているのだ。
先月45%の支持率はできすぎ。36%は緊張感もあっていい数字かもしれない。
ただ、30%を切ると危険水域かもしれん。

無差別に選んだある一定の人間を対象に、いろんな質問をぶつけてそれを世論として公表をする。
政治を対象にしたものはNHKを始め、新聞各紙が定期的に行っている。
あるいは選挙前と後とか、国として重大で国民にも多大な影響があるようなものはよく世論調査なるものが行われる。

最近では、憲法改正の是非、皇室問題で女性天皇について、ごく最近ではコロナウイルスの対応もあったように思う。

例えば、何故、今憲法改正なのかということがわからないと是非の結論が出せない。
選択肢が3つあるとする。
憲法改正に(A)賛成 (B)反対 (C)どちらとも言えない・わからない
じゃあ、憲法をよく知らない人は、どちらでもいいと言う(C)を選ぶのであろうか。
ここが面白いところで、どこかのTVで憲法9条の戦争放棄は大切に守りたい。なんていうコメンテーターの言葉が頭をよぎり(B)反対とするケースはよくあることだ。

憲法改正について2019年8月の世論調査結果が(B)41%(A)32%(C)27%と出た。
この結果をみて、憲法改正はまだ機が熟してないとみるか、政府の説明不足とするか、メディアの消極姿勢の表れとみるか非常に微妙なパーセンテージだ。

ところが、女性天皇の是非については
賛成が78%、反対が12%と圧倒的に賛成派が占める。ここには女性と女系との違いがからんでくるが、女系にしても62%が賛成しているのである。(2019.11)

普通であれば、女性天皇は国民の理解を得た。と一気に天皇後継問題は解決である。

ところが「そうは問屋が卸さない」というのが、この問題にはらむ重要な点である。

女性と女系の理解度が成人の80%を超えていれば、ある意味文句は言えないという状況ではある。
しかし、女系の意味を理解していないが57%、良く理解しているが、9.7%という実態である。この数字からほとんどの国民は理解していないと見るより仕方ない。

要は、「わあ~愛子天皇なんていいわねえ~」という軽いノリで出した結果ということだ。

賛成派はこの女性天皇は第一段階で、世論を味方につけつつ、女系につなげようと狙いであろうと推測される。

それでは女系とは?となる。
愛子さまが天皇になられ、お婿さんを迎えるとなった時だ。
極端な例、隣に住む男が愛子さまの旦那様になるということもゼロではないということが発生する。
めでたく結婚され、お子様が生まれれば、この時点で、男系が途絶えると言う国家の一大事を迎える。
生まれたお子様のお父様を辿っても神武天皇に行きつかない
男性のお父様にまたそのお父様をたどれば、その先に石川五右衛門に行き着くということもあり得る。ということだ。

話は変わるが、つい最近ジイの町で、市議会議員選挙があった。26人を選ぶ選挙に30人が立候補、その立候補の内容を見ると、公明党7、共産党6、無所属16となっていた。実に53%もが、無所属である。
内閣支持率ではないが、この53%の不透明感は何だろう。

公明党や共産党はハッキリ支持政党を出して戦っている。要するに公明・共産は固定票で当選を確実にし、浮動票をあてにしていないということだ。

この選挙で共産党は6名全員が当選している。実に議員の20%を占めているのだ。
共産党の実相は不明だが、獲得票数から有権者の10人に1.5人が共産党員になるが、ちょっと不安を覚える。少なくともこの市議会は不安定な議会運営を強いられていることは間違いないであろう。

世論調査も選挙もこの50%強の浮遊思想が世の中のキーポイントとになることを示している。

この世論調査の動き、摩訶不思議ではあるが、社会情勢、質問の取り方、調査の目的、背景等々、を吟味した上でないと判断を間違う危険性がある。

しかし、昔ある評論家が行っていた。
国民というのは、ここぞという時、意外と冷静な判断をするものだ。と言っていたのを思い出す。

慰めでなく、それを信じたいとは思うが。