日本は最良で最高の “ 狩場 ”
Vol.3-11.9-1030 日本は最良で最高の “ 狩場 ”
2022.11.09
久し振りに聞く “ 爆買い ” である。
日本は、近い、清潔、治安、人柄等良好。不動産価値が高く、政治が安定し国家価値が高い。親中派がワンサといるお人好し天国ときている。これほど揃った国は世界中のどこを探してもない。中国にとって一押しの “ 狩場 ” なのである。
北海道を主に中国人の土地購入は今に知られたことではないが、大阪が中国人に爆買いされているとは知らなかった。
大阪府泉南市は大阪湾に面し、関西国際空港のすぐそばにある港町。この空港への利便性に目をつけた中国企業がつぎつぎと土地を買収、ホテルなど宿泊施設を建設しているという。すでに泉南市には中国人しか泊まらないホテルが2つもできているそうだ。
大阪府泉南市議会議員・添田詩織氏の寄稿した「中国に大阪の土地が爆買いされている」(月刊誌・WiLL12月号)によれば、中国人が “ ここは ” と目をつけた地域への集中した土地購入に絡むトラブルや現状が報告されている。
北海道の観光資源、日本でも有数の観光地の土地に旅館。今回のターゲットは関空の玄関口・泉南市である。
<例えばこんな事例がある>
① 大坂ミナミ黒門市場、中・韓の人気観光スポット。「地元民に良いものを売る店」から「観光客に悪いものを高く売る店」ビジネスに、新型コロナで観光客が途絶えシャッター街に。今では中国人の無料PCR検査場に。
② 消防法の見地から問題のある土地、その中国企業はまわりの空き地を買って道路拡張を目論んだ。所有者が拒否すると、なんと泉南市議が「中国人に売ってやってくれ」と仲介した。
③ 岬町では約5千坪の土地が買収された。
④ 大阪北部の高槻市では水源が中国人に買われそうになり、農業委員会の反対運動によって断念させる騒動がおこった。
⑤ 泉佐野市では中国系運送会社が80人の宿泊できる配送拠点の建設を、住民の反対運動により阻止。
⑥ 泉南市・泉南LONGPARKで人気の「海のマルシェ」、最近はつぎつぎと中国の業者に入れ替わった。店員も中国人、ガラが悪く日本人観光客は激減。
⑦ 泉LONGPARKで8月「日中国交正常化50周年記念大阪音楽祭」が開催。出演者は中国人、客も中国人、出店の看板メニューもすべて中国語だった。
⑧ CIR(国際交流員)。市内の公立中学校で異文化交流の授業を受けもつ任期つきの職員のこと。その内1名が中国人だったことで中国人を雇い、中国文化を教える。
以上のようなことが大阪、泉南を中心に起きている。困ったことに中国人が建築工事をやる時、日本のようにシートで被い、誇りが出ないように養生をするが、一切お構いなしでやるため近所迷惑も甚だしく当然苦情が出る。
市議会議員である添田氏は市議会で以上のような土地購入ややりたい放題の実態を報告しつつ、中国には有事の際に自国民や企業に軍事行動を義務づける「国防動員法」と、スパイ行為を義務づける「国家情報法」という法律があることを念頭に泉南での惨状を訴えた。
驚くことに、添田氏の質疑に数日後には、人権団体から『中国人への “ ヘイトスピーチ ” 』にあたるとし抗議文が寄せられたのである。
その内の一人の会長は「ウイグル問題などの活動は控えるべきだ」とまで言及してきたという。
4年前に書かれた『サイレント・インベージョン ~オーストラリアにおける中国の影響~』は、クライブ・ハミルトンが上梓した2018年の著作を思い出す。
オーストラリアの政界や市民社会における中国共産党の影響力について書かれた本だが、大阪は完璧にこのケースに値する。
お金にモノを言わせる共産党の野望に完全に乗っ取られた感が強い。
添田議員は、地方議員の勉強不足を嘆く、「ほとんどの議員は地上波テレビしかみてないので、中国の人権問題や国防動員法・国家情報法について何も知らない」というレベルの低さだ。
その原因は地方議員の給料の低さにもある。優秀な人材は給料の良い大手企業にいってしまうというのだ。
日本にはスパイ防止法もなければ、インテリジェンス機関もない。中国人にとっては資産価値の高い “ 無防備の日本 ” は格好の獲物なのだろう。
“ 平和と金 ” にしか目がいかなくなった日本に特効薬はない。北朝鮮の “ 爆ミサイル ” にすら平和意識はびくともしない。
国家が先導して締めていかなければ、日本はいつか中国領・日本自治区となるかもしれない。
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